REVOX B225 CDプレーヤーの修理

 STUDERが民生用として出したREVOXブランドのCDプレーヤーです。
 STUDERブランドの業務用ではA725というものがこれと殆ど同じですが、これとは若干内容が違い、バランス音声出力や制御系の端子が出ているようです。
 当時の定価\385,000。
 1985年発売。

 故障機をジャンクとしてそこそこのお値段で入手。
 民生用なのですが、左半分のキーは使い方が良く解りません。(汗)
 液晶部、トレイは電球で照らされて綺麗です。

 A730と音を比較したくて導入。

 テストで再生させると、電源が勝手に落ちる事が頻発します。
 早速調査します。
 天板を取り去ったところ。
 STUDERらしく各基板は基本的にプラグインです。
 多分、今回の問題箇所であろう電源基板。
 銀色の4個は電解コンデンサです。

 この基板より電解コンデンサを数個交換しました。
 これも交換したいところですが、代替に困りそうです。
 今回は問題なさそうだったので交換していません。いずれ交換しないといけないでしょうね。
 電源基板にはトレイの位置検出のセンサーもついています。
 輸出用機器らしい電源トランスの切り替えスイッチ。
 何かが付きそうなプラグイン部の余り部分。A725にはココに何か付くのでしょうね。
 上がIRコントロール回路基板?
 下はDAコンバーター〜音声出力基板。
 PHILIPSの電解コンデンサが多数使用されています。
 下はサーボ系とおぼしき基板。
 オーディオDAC回路の基板近影。A730より世代が古い為、チップも古いです。SAA7030+TDA1540が2個の構成です。

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