A&Dカセットデッキ GX−Z7000型の巻

 このデッキはハードオフで入手。詳細は不明でした。



 分厚くなる前のデッキなのかも知れません。基本的にジャンクで買うなら3ヘッド、CLDC機。
 なかなか良い雰囲気です。脂まみれだったのが痛い。



 内部の様子。基板2枚でまずまずの作り。



 デッキメカ部分。3モーターです。



 ベルトスリップによりメカがうまく動作しなかったため、メカを分解することに。
 メカを固定しているビス(上2本、底2本)を外します。



 ベルトが通っている部分が汚れていた為、外して清掃します。
 ベルト自体もアルコールで掃除します。



 メカを組み立てた後、メカの動作は良好になりました。
 しかし、録音入力バランスVRが接触不良で、Lchのレベルが小さかった為、手抜きですがCRCを吹き付けました。



 修理する前の状態。Lchがかなりレベルが小さい。



 修理後。問題なくなりました。



 徹底的に掃除し、ぴかぴかになりました。



 かなり格好良いですね。うんうん。



 メカの反応も小気味よく、使いやすいデッキです。



 デッキのヘッド部分。黒光りするヘッドが見える。



 最後に、テープ速度が遅かったので調整しておきました。
 メイン基板上に「TAPE SPEED」と書いてあったのですぐに判りました。

 音質はなかなかのものです。3ヘッド・クローズドループ・デュアルキャプスタン機らしく、力強いどっしりとした音質です。
 録音もOKでした。これが¥1000ならまあ満足です。


 ブラウザの戻るボタンで戻ってください