ビクター　ＴＤ−Ｖ９３１

　このデッキはジャンク￥５５００で入手したものです。写真映りは良いですが、実は外見が結構傷んでいたりします。
　まあまあ許容範囲ではありますが・・・。人気が高く入手難なのですが・・・。
　もちろん不具合があり、再生時のテープ速度が速いです。

　カタログは、こちらで紹介されています。

　カタログによると、ビクターの高級カセットデッキはこのＶ９３１で最後のようです。
　バブル期設計製造なだけに、要所に気合いが入った作りとなっています。重さももの凄いです。

　ビクターのカセットデッキといえば、入力が３系統あるのが特徴です。なかなか面白いです。
　その他はごくごくオーソドックスな作りですが、Ｖ７２１と比べて電動イジェクトになっています。　

　Ａ＆Ｄのカセットデッキに似てますね、ここは・・・。
　それからこのデッキの特徴として、カセット挿入部上にあるカウンターがあります。

　メカ部分ですが、下位機種に比べて強固なヘッド回りですね。

　内部。噂通りのプラグイン基板が目に付きます。しかも銅メッキ。
　そして入力ボリューム関係はすべてバーで延長してあり、音質重視設計であることが伺えます。
　しかも鬼のような電源トランスに平滑用電解コンデンサ、カセットデッキとは思えません。



　プラグインしてある基板も部品がギッシリで、密度高いですね。
　さりげなく銅メッキしてあるのが良いですね。

　そしてカセットメカ部分。故障もあり、よく見えないのでもちろん分解します。　

　取り外したデッキメカ。カウンタ部もついてきます。

　デッキメカをシャーシに固定しているプラスチックのフレームは、リブが入っており剛性強化されています。

　キャプスタンモーターです。高級機らしいです。
　ここのアレが劣化しているようです。

　続きはこちらからどうぞ

　ブラウザの戻るボタンで戻ってください