三菱 HV−V930型(紹介のみ)
三菱の最後のVシリーズであるV930。近所の電気店で¥29,800にて購入。
定価¥130,000だけにかなり期待していたのですが、私が間違っていました(爆)。
面構えはナカナカのものです。蓋を開けると失望しますが(笑)。
見事に操作ボタンが少ないです。ホンマにVシリーズか?
お約束のデッキ内部。流石にVシリーズだけにそこそこ詰まっているように見えるが・・・しかしこないだのS77に比べると大差ない。
電源部。見てのとおり、S77とほぼ一緒。
フロントパネル部。チャチい・・・。
総てを取り去ったシャーシ。ペナペナです。
写真ではハニカム構造に見えますが、ハニカムにしないとあまりにペナでシャーシがもたないからかも。
メイン基板。まあ部品は多いほうである。
基板製造年月日が書かれています。98年製は間違いなしですね。
基板の裏。
基板裏のパッチあての様子。まあ、このくらいは良くあることですが・・・。
入出力端子類。Vシリーズらしく端子数は多いですが、金メッキではないです。
この箱がニジマナイザーらしい。
中は両面基板で、なかなかの密度です。
よく見ると、なんか真ん中に見えるチップが手はんだで付け直した?様子が見える。
映像系の基板。なんだか調整個所が多い。
なんかVRの名称が基板に書いてありますね。調整するときに便利かな。
ペイントロックしたのは私ではないです(笑)。
わりと部品が多く、この辺は高級機らしい。
メカ部分。S77などと一緒です。V930らしいのは、2つのインピーダンスローラーかな。
しかしこれすらもプラスチック製で、ローラーシャフトの先の爪が鉄板打ち抜きのウエイトに刺さっているだけです。
経年で抜けそう・・・。それ以外は・・・まあ、まだマシなメカですよ。
ヘッド部。基本的に鋳物なのかな、シリンダは。テープ通過部の鏡面仕上げとシリンダ裏のザラザラの対比がおもしろい。
基本ながら、ヘッドアンプ搭載型のシリンダです。
固定ヘッド周辺。まあ、こんなものでしょうか。プラスチックなインピーダンスローラーが気になるなあ・・・。
ポストのベースのみ、アルミダイカストが使用されている。ここはさすがにケチるわけにはいかなかったのか。
メカ裏。この時代に複雑なメカである。マニュアルがなければさわれそうになさそうです。
しかし相変わらずベルト駆動とは・・・。
V930ですが、写真撮影後に初期不良として交換してきました。
変わった後のV930は、スルー画像のノイズは減っていましたが、再生画像のノイズが増えたような。
しょうがないなあ、V930は・・・。
デザインは秀逸なので、買って公開はしていませんけど・・・。
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