三菱 HV−S95型 (その2、上とは別入手)



 上とは別入手のHV−S95の修理です。
 本デッキは、某オークションで入手。リモコン、説明書つき¥3000でした。
 この値段では流石に故障品ですね。状況は、「走行不良」ということでしたが、さて。
  直るめどがついていたために、先に掃除をしました。
 蓋の裏は、スイッチを分解してパネル面を綺麗に掃除しました。

 清掃前の写真ですが、清掃後はかなり綺麗になりました。

 さて、動作を確認すると、時々「早送り、巻き戻し」が出来ないことが判りました。
 早速メカを調べてみます。

 いつものツインサーボメカです。
 見た目には正常です。とりあえずベルトは伸びていたようですので交換しました。

 調べたところ、不具合になる時はメカが円滑に動作しないことが判りましたので、グリスを
さしてみました。
 上の写真は既にグリスをさした後です。
 その後は問題なく動作しています。ツインサーボメカはグリス切れにも注意です。

 以下に、ツインサーボメカのテープの各状態を写真にしておきます。

(1)テープ挿入前



(2)テープ挿入後フルローディング状態、再生状態



(3)早送り



(4)巻き戻し



(5)再生ジョグ逆転状態



 あんまり参考になりませんねえ・・・。
 下は、弱点の一つであるキャプスタンモーターのコンデンサが噴いていました。
 ハイブリッドICも噴いていました。
 消耗品交換を兼ねて、コンデンサも交換しておくべきですね、やはり。



 ブラウザの戻るボタンで戻ってください