三菱 HV−S100型の巻



 
このデッキは、ハードオフで¥6000で入手した物です。
 外観はそこそこ程度が良く、良い買い物でした。リモコンつき。
  一応は、「画像出る」とのことでしたが、果たしてどうでしょうか。



 上の写真は、S−VHS再生時の画像。例によって、全体的に暗くて白色部分が乱れています。
 ハイブリッドIC噴きの初期の症状です。早速修理します。

 基板を起こしたところ。だいたい、S95などとICの位置は一緒ですね。

 見たところ、盛大に噴いてはいませんが、噴いた形跡は明らかにあります。



 ICを交換後、一通り掃除します。
 FL部は年式が古いと大抵汚損しています。本機のFLは暗かったのですが、拭いてもさほど
明るくありませんでした。まあ、しょうがないかなと。
 使えないわけではないので一応OKとします。

 消耗品は、3年前に交換している形跡があったため、今回はどうしようか思案中です。



 パネル部。S95をベースに、より洗練されて、角が取れたデザインです。
 この縦型のLED群は松下NV-FS70を意識しているようにも思える。
 角のRも、意識しているのではないだろうか。

 パネル内部。S95より上位機種の証拠として、

 ・アフレコ用マイク端子
 ・色の濃さ、色合い調整ボリウム
 ・音声ハイファイ+ノーマルMIX再生機能

 などがついていますので、実質はHV−S85の後継機種と言えるでしょう。
 あと、前面端子にはカバーがついており、これはS85や95のようにはずれず、蓋になっています。
 こういうところは良くなっていると思います。
 スイッチ類も全体に丸みを帯びています。

 S100は探していたデッキでしたので感激もひとしお。
 システムに組み込むかは現在考え中です。

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