パイオニア LDプレーヤー LD−S1型の修理(その2)

 このプレーヤーは一度処分したのですが、トレイクローズ時に異音がするということで戻ってきました。うちでは快調だったんですが、(+д+)マズーですので再度引き取って修理することに。
 ディスクのクランプメカをごっそり外します。かなり手間ですがやむを得ません。
 クランプメカの駆動部分。
 動作を見ていると、規定位置に達しているのにモーターがさらに駆動している感じ。
 う〜む・・・。
 クランプメカはこのようにASSYで外れます。
 なお、トレイは引き抜きますが、事前にストッパー2カ所を外しておいてください。
 一番疑わしいのはココ。
 左に見えるスイッチですが、これがトレイの規定位置(開、閉)を検出するものです。
 スイッチを手で動かして接点を見ると、真っ黒でした。
 これが原因ですね。

 「トレイ閉まる→規定位置に行く→スイッチ押される→接触不良でスイッチONせず→規定位置に来ているのにモーター廻る→異音→異音の振動でスイッチON」

 の流れですね。
 原因がはっきりしたので良かったです。
 接点を研磨し、接点グリースを軽く塗布しておきます。

 テスト中の様子。
 画質が良いです。まるでDVDを見ているかのようです。

 何でもそうですが、フォーマットの仕様を使い切ったソースというのは凄いかと。
 トレイを開いたところ。
 プラスチッククリーナーで磨いたので、パネルはピカピカです。
 高級機のオーラが出ていますね。

 このプレーヤーは、新たなオーナーの元に戻りました。

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