テクニクス SL−P990型(その3)

テクニクスの中堅の名機、SL−P990。またもや見つけたので1000円で保護。CDを認識しないとのハードオフの店員さんのお墨付きでしたが、基本的には問題なく動作しました。手直しした部分を紹介してみます。
トラック間のシークが正常品に比べて遅かったので、ピックアップ位置検出用のスライドボリュームを清掃しました。これは接点部が剥きだしなので、接触不良しない方が無理というもの。ビス2本で摺動体側がはずれます。
ピックアップ部の接触子。接点を掃除しておきます。
取りあえず動作確認。シークの問題は無くなりました。
問題なく動作するようになりました。傷や汚れが少なく、美品です。

しばらく聞いていると、同じ場所で音飛びが発生。ピックアップレールの汚損を調べてみました。

ビス4本で固定されているので、これを緩めて移動用レールを取り出します。清掃してから組立て、油を少し塗り、組立てます。

しかし、メンテナンス性は非常に良好です。

トレイを見ると8cm対応ではありません。私が昔に入手したものは8cm対応のものでした。
ちなみに、品物自体は以前に誰かが開けた跡があります。いいドライバーを使いましょうね(笑)。
修理完了しランニングテスト中。

音飛びもなくなり、問題ありません。

音質は良いですね。ちょっと低域が過剰かなとも思うのですが、悪い感じではありません。

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