テクニクス SL−P1200型 CDプレーヤー(その1)

 見事なまでの物量投入機です。
 1987年製で当時定価160,000円だそうで。
 長年探していました。

 「動作しない」で、そこそこのお値段でした。でも安いです。

 下のVTRは関係ありません。
 操作パネル。この質感が素晴らしい。
 FLパネルも見やすいものです。
 スイッチ類は整然と並び機能的。
 右のスライドボリュームは出力レベル。
 CDを入れるメカ部分。特段凝ったメカではありませんが・・・。
 リアパネル。出力2系統があり、有線リモコン端子がある。サブコード端子があるのが時代を感じるところ。
 底部。かなり重く防震となっているようだ。
 さりげなく、脚はスプリングが入っている。

 さて、このプレーヤーは「再生しない」で3000円だったわけですが、実際その通りでした。
 しかし入手したときに不調の原因が分かっているのも面白くないです・・・。

 それはさておき、プレーヤーにゴニョゴニョと呪文を唱えると動き始めました。

 その呪文とは!

 ここをつまみあげながら

 「ぐいっとな」

 この写真のようになる筈です。

 これだけで気持ちよく使えるようになりました。

 もう、使用済市場、大好き。最高です。(笑)

 店長さんのコメント「このP1200は、アナログプレーヤーのP1200に通じるものがあってテクニクスの名機なんだよ、動くようになれば最高なんだけど・・・」

 いや最高です。蓋開けなくても直ったし・・・。

 このパターン、前回のSL−P990でも経験したよなぁ(笑) 


 それにしても、店長さんから

 「そうそう、ホームページに修理の過程を載せていらっしゃるらしいですね。聞きましたよ」

 いったい誰が・・・。(笑)
 私はお店には自分のHPについては何も言ってなくて、タダの気のいいマニ(注)だと通したかったのに・・・。

 ((注)我が敬愛する、(C)Cybershellter 双葉様の名言)

 敢えて内部紹介のために蓋を開けます。
 内部のご開帳。物量を感じますね・・・。
 アナログ音声部。高級部品のオンパレードです。
 操作パネル部。
 微妙な光加減で格好良く写真が撮れました。

 普通のCDプレーヤーには無い、秒以下のタイムカウンターが有ったりします。

 さて、肝心の音質ですが、残念なことに古さを感じます。
 私自身、SL−P990を未だに愛用しているのですが、SL−P990の方が好みです。
 綺麗に鳴ってはいるのですが、物足りません・・・。

 やはり、18bitのSL−P1300かなぁと・・・。

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