エソテリック CDドライブユニット P−1の修理
エグいですねェ。ペアで多分50万円くらいで、下にあるDAコンバータ(D-1)もセットで修理依頼を受けました。 なんで関係ないDAコンバータを預けていただけるのかというと、それは、 「音を聴いてみれ!」 ということのようです。(+д+)マズー 不具合は、トレイをクローズしてもメカが作動しないというありきたりのもの。 |
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ねじがやたら多いですが、蓋を取ったところ。 カネがそう掛かってるようには一見見えないのですよね・・・。 |
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これがVRDSメカです。ディスク全体をクランプした円盤が一緒に回転します。 しかも駆動はディスクの表側からというのが変わってます。 |
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トレイを取り外して、トレイ駆動メカを探してみます。 トレイはビスで固定されているだけです。 |
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トレイを取り去ってメカとご対面。なんか見たことあるメカですなぁ。(笑) | |
これがトレイ駆動部分。ベルトは既に取り払いましたが、ココにベルトが掛かっています。これが滑っていました。 | |
で、ベルトをTEACから狩っても良かったのですが、たまたま東急ハンズに出かけることになったのでいろいろと探してみると、このOリングがいい感じでした。一応サイズ違いで2種類ほど狩ってみました。 | |
順序を間違えるとメカに掛かりませんから注意します。先にウオームギヤを抜き出し、ベルトを入れてから組み立てるのがよいようです。 | |
組み立てました。( ゚Д゚)ウマー | |
メカに組み付けて試運転の様子。(・∀・)イイ!! | |
このVRDSメカってカネ掛かってますねェ。なにげにダイキャスト製です。 | |
CDプレーヤーにソレノイドが使われているあたり、タダモノではありません。 | |
天板。アルミの合金かなにかで分厚い割に軽いです。この辺もカネ掛かってるようです。 | |
底。これというものはありません。脚が重そうです。 | |
リアパネル。突きだしたトランスが如何にも、という雰囲気です。 | |
コンビで組んで音を出してみます。 やはり音質は、普通レベルの品物とは比べるべくもありません。 うっかりと、BSデジタルチューナーの音声出力をこのDAコンバータに入れてみましたが、質が良すぎて聴くソース全てが(・∀・)イイ!! テストを兼ねてBSデジタル放送を録画した一青窈さんのライブやら元ちとせさんのライブやらをだらだらと2時間以上、見てしまいました。 ソースの情報を見事に全部引き出してますね。 音質面ではイマイチだった、一青窈さんのライブがようやく安心して視聴できるようになったのが良かったです。 激しく欲しくなってしまいました。良くないですね。 逆に言えば、BSデジタルチューナー内蔵のDAコンバータがおもちゃなんでしょうな。 なお、DAコンバータD−0はD−2相当にバージョンアップされているようです。 |
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修理依頼者とも話をしていました。この依頼者の所有物でも無いです(笑)。 ということで、結論は、 「欲しい気持ちは痛いほど分かる。でも私は修理対象物として見るべきだと思う。イイからと言って買っていると泥沼に嵌るよ」 仰るとおりです。でも、汎用性の高いDAコンバータは今の時代になって重宝しますもの・・・。欲しいですわ。 そんなわけで、無事に修理完了したP−0。 中古価格は両者で17万円だそうで、考え中です。 難があるのは、先日スチューダーのA730を大金投入して修理した直後、というところですねェ。 CDM3メカの新品に4万円も出してしまいましたし。これの記事はまた後日。 |
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