ラックスマン プリメインアンプ L-80V型の修理

ラックスマンの中堅プリメインアンプです。
フォノのRchが音出ずというものを保護。
一応自分で買いました。4000円也。

仕様(メーカーHPより)

定価\84,500 Jun-1975発売 
450x160x300 10.1kg
歪率:0.05%
出力:50W×2(8Ω)
 早速音を出してみます。
 初段Trかスイッチの接触不良だったら楽勝だぜ!とか考えつつ中を開けていきます。
 初段はオペアンプでさらっと作ってあります。これは手持ちがないので買ってくるしか。
 ちなみに、故障の判断は回路を遡るしかありません。1枚の基板にフォノイコライザー、プリ、パワーの各アンプが取り付けられており、回路途中に入るスイッチやボリュームの為に端子出ししてあり、比較的回路は追いやすいです。
 型式を調べるとPC4558とあります。
 ネット検索するとNECの相当品がまだいまでも手に入るようです。
 まぁ、費用もそんなに掛けられないので、99円ショップに行った序でにマルツ電波で東芝の互換品、TA75458を買ってきました。99円だったかな。(爆)
 一応ソケットを取り付けて、音質比較などが出来るようにしておきます。
 ソケットを取り付けた様子。
 メイン基板の様子。お値段相応でしょう。
 コンデンサに(ry)なのものがありますが、それはとりあえず今回スルーします。
 電源部。比較的小型です。
 終段Tr。過去の修理で交換されているようです。ちなみに多分これは交換した側。
 こちらがオリジナル側だと思われます。
 左右で違うがな _| ̄|○
 スピーカースイッチのガリが酷かったので、パネルを起こしてメンテします。
 分解は出来ませんので接点復活剤を少量使用します。
 メンテ中にパイロットランプも切れてしまったので、手持ちの互換品と交換します。
 リード線が短かったので空中でつなぎ、テープで絶縁しておきます。
 今回の交換部品。
 過去にメンテの手が入っている証拠。1988年頃と推測されます。
 修理完了しご機嫌の様子。
 この内容でこのお値段は、多分お買い得じゃないかと思います。
 低域もグイグイ来ますし、過不足はありません。音楽を気持ちよく聴けるアンプだと思います。

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