ラックスマン L−606 プリメインアンプの修理

 だいぶ古めかしいデザインのプリメインアンプ。
 片chノイズが出るということで、格安で保護。
 クラス的には1974年での69800円だそうです。微妙。
 さっそくメインアンプ基板を調べてみます。
 メインアンプも、価格に比べてなかなかの部品点数です。
 怪しげなトランジスタを見つけました。
 写真中央のTO−92型のそれですが、脚が他の物に比べて汚れています。
 取り外してみたところ。
 交換予定のものとの比較でも差は歴然です。
 手持ちのTrと交換しました。外観、脚とも接続が一緒ですので違和感はありません。
 なお、取り外す前に入力を回路レベルで切ってしまい、ノイズ源を確認しました。
 上のP101端子が外されているのは、そういう確認を行った為です。
 トランジスタは手持ちがあった新品の2SA564。古いですな(笑)。
 通電してみたところ。
 上のパネルはブロックダイアグラムが書かれており、スイッチの位置で矢印が変わります。
 音質にはまったく関係ないのが悲しいところ。
 電源部分。この値段にしてはなかなかのものです。
 パネル面。必要十分でしょう。値段に比べれば十分過ぎるかと。
 通信機器のようなメインボリュームのデザインが面白いです。
 リアパネル。
 実にあっさりしています。普及価格帯の品物ですからこんなものでしょうか。

 ノイズも無くなり、無事に修理完了です。

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