DV+VHSデッキ WV−D700型の巻(紹介のみ)



 このデッキが、某所で騒がれている超ハイC/Pなデッキです。
 一般には、DV+VHSリワインダーとかいわれています。(爆)
 まあ、DVの画像を一度見てしまうと、VHSは使わなくなること請け合いです。
 お値段も馬鹿安の¥59,800。12年前、私はVHSハイファイのNV−F70を同じ値段で買ったというのに・・・。
 定価は¥220,000だそうですが、実際はVHS部2万円、DV部¥200,000ってなところが実際の配分でしょうか。

 3DY/CやNRはついてないのですが、送り出し機としては実用上十分な性能です。
 恐ろしいことは、内蔵チューナーがヘボかったりすると、そのまんま記録されてしまうこと。
 器が大きいとはこんなにも・・・(笑)。

 早速内部紹介です。



 まずふたを開けたところ。まあ、安い機種なのでしょうがないですが、ボタンは少な目です。
 なにより、シルバーのパネルがこの時代には珍しい。

 安物とはいえ、DVデッキ部は手抜きがない。VHS部がその代わりだめっぽい。



 DV部近影。i−link端子があるのでダビングの送り出しには最適。
 また、フルDVカセットが使えるのは便利です。

 

 VHS部。激安2万円デッキ程度の性能だろうか。
 一応SQPB付き。



 内部画像。見ての通り、しっかりした作りです。
 このデッキのDV部のおかげで、VHS部も電源には余裕がありそう。
 重さがしっかりしている。VHS部はいろんな意味で得っぽいのに、回路の手抜きで損してます。

 

 DVデッキ部。有名な話ですが、DHR1000と同じメカです。見た目は一緒ですが、何か違うかもしれません。
 下の写真は自己所有のDHR1000のメカ。



 本当にメカは業務用で強靱なのかな?鉄板プレスだけど・・・。



 どうしようもないと噂のVHS部。メカの音はその昔のメカの音にそっくり・・・ということは、ダメメカですね。



 こんな感じです。見た目は悪くないですけどね。
 なお、上位D900あたりとの差別化のためにインピーダンスローラーははずされているという仕様のようです。

 

 共通の基板部分。



 電源部。この時代にしては立派な電源ですね。DVデッキが電気を食うのだろう。



 リアパネル。質素です。高画質な証拠としてはS映像端子があることくらい。



 この端子は何だっぺ・・・LANC端子のなれの果てですな。
 このままでは使えないのですが、外付けの部品数点でLANCとして機能するようです。
 でも、ここまで部品つけておきながら使えないとは。

 さて、使ってみた感想ですが、ダビング送り用には十分な性能です。
 単体DVデッキとしても、これが59,800円とは本当にお得です。
 そのうちLANC端子を取り付け、DHR1000と幸せになろうと思っています。

 戻る