ソニー 5連奏CDチェンジャー CDP-CE575型の修理

 大して高価でもないこの5連奏CDチェンジャー、妙に私はこだわっているように見えます。実際その通りなんですよね。
 実売2.5万円程度ですから音質に期待は出来ません。デジタル出力をDAコンバータに入れるしか無いでしょう。

 CDを入れ替えなしに5枚連続再生というのは思いの外便利が良いもので、使い始めると止められなくなりました。

 840円で買ったコレ、CDを入れてもディスクを認識しない不具合が出ました。840円だししょうがないですね。直してみます。
 メカを良く調べると、ディスクの検出はこの左上に見える部品が行っているようです。
 A730やAGI511の部品を買いに行った序でに、デジットにてまったく同じモノを発見。130円なり。
 データシートも貰いました。LEDとフォトトランジスタが一体になっている部品のようです。
 交換後。あっさりと認識しました。ラクだ〜(笑)
 ピックアップは汎用品に見えます。まだまだカクシャクとしております。
ディスクを入れてみたところ。
 プレーヤーを上から見たところ。
 基板上の部品点数も少ないものです。
 このプレーヤーは5連奏なので、トレイの上にターンテーブルがあり、そこにディスクを載せます。従って先ほどのセンサーはターンテーブルの下にあるのです。
 ターンテーブルを外すのは、まず電源を入れてトレイを半分くらい出したところで電源を切り、トレイが手で動くのを確認してから、センター軸のビスを外します。
 外してからトレイを動かして、写真の「3」の数字が見える部分の外れ防止爪とディスクのクランパをうまく交わしてターンテーブルを引き上げます。
 この通りです。
 先ほどのセンサーを交換するには、写真の右上に見える黒いビスを外します。左サイドにもあるので同じく外せば、トレイは抜き出せます。
 トレイを抜き出す際にはトレイの最前部にある化粧パネルとフラットケーブルに注意します。
 無事に修理完了し動作確認中です。
 まぁ、便利なものですよ(笑)。

 時間があれば回路を追って同軸デジタル出力をつけてみようと思っています。これはDAコンバータの入力系統の都合によるものです。

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