アイワ製 CDラジカセ

 うちのかーちゃんが炊事などのBGM要に愛用しているアイワのラジカセ。もともとがハードオフ出身。見ての通り安物です。

今回、CD不動ということで、予備のCDラジカセも2台ある為しばらく放置していたのですが、今回気が向いたので修理をしてみることにしました。

確認してみると、TOCは読み込みますが1曲目の再生が出来ない状態。

CD蓋を開けたところ。そこそこ汚いですね。

親父が煙草を吸うので少しヤニ汚れが見られます。これを掃除してみましたが、読みとり不良は変化しません。
外からチョイチョイと掃除してもダメなので、内部をいじってみることに。

ボディがコンパクトなのでそこそこ詰まっています。

基板をどかし、CDメカユニットを取り出してみます。
基板上には半固定抵抗が1個だけあり、ピックアップ横に1つありました。これを最初にマーキングした上で、少しだけ時計方向に回してみます。その量1mm以下。回しすぎるとピックアップが死亡するおそれがあります。

今回は幸いにこれだけで再生不良が直りました。いずれはピックアップ交換をする必要があるとは思いますが・・・。

カセットテープの再生速度が遅かったので、モーターの調整用穴から速度調整をしてみます。

さりげにメカが込み入っているのはオートリバース機だから。

元通り組立てて試運転中。密かにオートリバースです。今の時代、安物CDラジカセにはオートリバースが付いたモノは少なくなっています。
操作つまみ類。ごく普通のラジカセのソレですね。
ラジオ部。ごく普通のラジオでこれというものも無いですね。
無事に修理が終わりテスト中の様子。

自分のジャンクだけでなく、家の家電品も修理してあげるというのはやはり重要です。(笑)

それなりに掃除して無事に納品と相成りました。

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