Luxman A-804 プリアンプの修理

 ちょっと趣向が違いますが、これも立派なプリアンプ。
 ラックスマンが出していたキットの組み立て品ですね。
 音が僅かしか聞こえないというものを修理依頼されました。
 早速ご開腹。
 リレーが入っているということは、おそらく出力のDC漏れを検知するためのものだと推測。これがONしてないのは確認しました。

 となると、これを調べれば良いわけです。
 取りあえず、DCチェック用のテストポイントがありましたので、そこにテスタをつないでチェックしましたがDCは殆ど漏れていません。うーむ。
 プロテクト回路の電圧を測ってみると、Trなどに電圧が来てないことが解りました。

 よくよく調べてみると、大きめの390Ωの抵抗が焼損していました。
 代用で330Ωが手元にあったので、これと交換してみたところ、無事にプロテクトが解除されました。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 あとは内部紹介ですね。
 プリは発熱が少ない分、プリメインよりは有利かも知れませんね。サンスイのアンプでおなじみの2SK129なんかがたくさん使われていますね・・・。
 スイッチ類は流石に見覚えのあるアルプス製のようですな。
 リアの端子群。プリアンプとしては申し分ないものですね。

 音質もなかなかのもので、サブシステムにはいいかもと思いました。

 ブラウザの戻るボタンで戻ってください