サンスイ AU−9900型 プリメインアンプ

見た目にも古いアンプです。

「ボリューム押さえてないと音が出ない」なるシロモノを3000円で保護。

重量は相当あります。

何より背が高い。CDジャケットとの比較がコレ。
高級アンプらしくつまみ類は豊富。ブラックのパネルにシルバーのつまみはなかなか目立ちます。
ボリュームはクリック感のあるもので、いい部品を使っているんでしょう。ロータリー系のスイッチもカチカチと小気味よく動作します。
トップパネル。ブロックダイアグラムが書いてあります。昔の機器には多くありましたね。
天板を開けたところ。パワー系のみ開き、小信号系は開きません。
小信号系も開けてみました。

内部はホコリが多くて汚いです。

ヒートシンクが汚いっす・・・。

トランスと電解コンの大きさ、いつもながら圧倒です。

ホコリに埋もれた終段トランジスタ。
電源トランスの外径はCDジャケットと大差ないです。でかすぎ。
20年以上を経過している機器なので、おそるおそる電源を入れてみると、取りあえずプロテクトははずれました。

プロテクトがはずれる前は赤色です。

音出ししてみましたが、音質はサンスイらしく元気な音でした。しかし、ボソボソとノイズが乗るので、そのままでは使えません。せっかくの高級機ですし、某所に修理に出してみようかと考えています。

ロータリースイッチ関係も接触不良が見られます。

70年代後半は、何故か端子、ケーブル類がサイドにあるのが流行したようです。おそらく生産性は良くなかったのか、数年で廃れるようですが。

配線替えの利便を考えたもののようです。

スピーカー系と、プリアウト/メインインの端子類。

こちらは入力系統。DIN端子が懐かしいです。

フォノ系のショートプラグもあります。

リアパネル。本当に銘板がビス止めとなっています。

それにしても、昔懐かしいいいアンプですね。

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