サンスイ プリメインアンプ AU-9500型の修理・レストア(続き)

 上が交換前、下が交換後のドライブ段基板。
 コンデンサが以前に比べて小さいのが良く分かりますね。
 フォノアンプ基板の様子。これも全数の電解コンデンサを交換しました。

 しかし2SC1845は(´・ω・`)ショボーンだな・・・。
 シールドケースをしないで組み立てた状態。
 当時のアンプの物量では飛び抜けている感じがします。
 MUSEの緑色が(・∀・)イイ!!ですな。
 今回、DC調整はしていませんが、後ほど電圧を確認してから調整してみる予定です。
 平滑回路にパラに入っていた電解コンデンサ。
 当初、極性を間違えてしまいましたが寸でのところで気づきました。
 底から見たアンプ全景。

 物量投入の基本かも知れません。
 フラットアンプの様子。
 電解コンデンサが目立ちますね。
 交換したコンデンサ。
 あとはおきまりのシリコングリス塗布です。
 2本のビスを外して、まずは放熱器にグリスを塗布。
 雲母板を外してトランジスタにも塗布。
 あとは組み立てるだけです。
 塗る量は少しでいいです。ちょっとはみ出すくらいでいいでしょう。
 リアパネル。
 端子の多さは驚きます。とても31年前のアンプとは思えません。
 掃除をして綺麗になりました。
 このアンプ、どうやら漏れと同い年のようです。

 サンスイ公式HPより

 <1972/10   マニア絶賛の名器AU-9500(\123,000)発売 >

 とあります。
 このアンプ、4chステレオの時代のシロモノですから、フロントに4chアダプタのスイッチすらあります。
 同じ時代を生きてきたマイクロのMR-611と組み合わせてみます。

 横にあるハイビジョンモニタやDVDプレーヤーとの時代差が凄すぎます・・・(笑)。

 音質は、年式を感じさせない立派なものです。
 低域のパワフルさはかなりのもので、むろん現代でも通用するでしょう。
 このアンプは憧れの名機ですので、保存予定です。

 AU-X111MOS VINTAGEが小さく見えるのが怖いな・・・(笑)。

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