テクニクス プリアンプ SU-9070型の修理

 ハードオフで採取、お値段は並ちょっと上か。「動作NG」とありましたが、さて。
 通電すると、パイロットランプの球切れなどがあるものの基本的に動作しました。多少接点類がガリありますので手直し注の様子。
 バランスボリュームもガリガリでした。軽く一吹きするだけで十分です。
 たかがランプですがされどランプです。これも交換してしまいます。
 手持ちの、実験に使用したような電球を発見したのでそれを流用します。
 通電したところ。これだけのことですが、点かないと淋しいものです。
 内部の様子。ごく普通のプリですね。これといって気合いの入ったものには見えませんが、基本は押さえてある感じ。家電屋さんのアンプという感じですね。
 メイン基板。
 特にオーディオ用パーツなどが使用されているようでもありません。
 コンデンサも不具合なさそうだったので特に手を入れる予定はありません。
 メインボリューム。
 なんと松下自社製です。
 さすがにデテントVRでした。
 無事に修理完了。

 音質は、自ら「Stereo Flat Preamplifier」を名乗るだけに「何も足さない、何も引かない」という感じです。わかりやすく言えばこれという特色がないフラットな音です。
 しかしS/Nの良さだけは特筆できますね。
 キャラが薄いのですが、他のキャラが立ったソース機器の音は見事にパワーアンプに引き継ぎます。そこは見事です。

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