スレッショルド パワーアンプ Model4000の修理

スレッショルド 4000
出力:200W+200W/8オーム 重量:37.3kg \798,000(1979年)

などというものが修理委託品ですが転がり込んできました。
A級で200+200Wですよ?hageしく電熱器ですねコレorz

重量もそこそこですが、お値段がアレですよ・・・。

 CDは、大きさの比較用。
 いうまでもなくどでかいです。

 ・・・何か間違ってる気がしてきます orz
 早速天板をご開帳。
 終段のTr群が圧倒されます。

 見事な左右対称で美しいです。
 ドライブ段の基板。
 終段Tr。逝ったらもう手には入らないでしょうね。
 ちらっと見えている電源トランスがこれまた重たい。
 このアンプの不具合は入力端子の接触不良でして、手持ちのRCA端子と交換することにしました。
 交換をいろいろ検討中。ナット締めタイプでしたので交換は容易でした。
 取りあえず配線を取り外す段取りをします。
 Rchのみコネクタを交換した状態。
 それにしてもリアパネルが物々しい。

 ちなみに、リレー保護などというようなものはなく、ヒューズによる保護のみです。 (((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク

 入力回路もアッテネーターは無いです。男前すぎます。
 スピーカースイッチも無いです。
 うっかり電源入った状態で端子を抜き差ししたら、スピーカーが逝くかアンプが逝くかするでしょうね・・・。
 そんなアンプで入力端子の接触不良とか、ありえないです・・・。怖すぎ。
 交換が終わった状態。
 ドライブ段の基板。
 試聴中の様子。

 ウチの最終兵器になるB-2301もなかなかやるアンプなのですが、コヤツはその上に音切れが良くてさらに駆動力があります。
 聴いていて気持ちがよいです。考え方が国産と違うんでしょうね。

 妙なCDが2枚ほどありますがスルーしてくださいorz
 パネルにあるレベルメーター。
 わたしの部屋では、電源ONの意味を兼ねる-20dB以外はまったく点灯しませんでした。そんな部屋です。(爆)
 カスケード/クラスAとなっています。
 終段Trはカスケードで出力を稼いでいるのでしょう。
 A級ですので熱が凄いです。
 今回の試聴はエアコン用コンセントより分岐した電源で行いました。
 もちろん電源容量の問題から、試聴時にはエアコンは切りましたので、長時間は行いませんでした。

 しかしデザインは今見ても男前ですねぇ。古さが全くないですね。
 コレが1979年製造というのがにわかに信じられないです。

 クソ重たいアンプですが、無事に修理完了です。

 多分二度とこのクラスのアンプは修理できないでしょうね(爆)。

 ブラウザの戻るボタンで戻ってください